ahanaを初めた理由
2021年、コロナやクーデーターで母国が大変なことになりました。
クーデターにおいては若者たちが戦いに身を投じ、傷つき、苦しんでおり、多くの町や村が軍により破壊されました。
私の故郷の村も焼かれてしまいました。
遠くにいて何もできない自分にできることを探した中で、ミャンマーの素敵な商品を広めれば、ミャンマーのことを知っていただく機会にもなり、生産者やミャンマーの助けになると考えました。
工業的生産が増える中で、ミャンマーは良くも悪くも昔ながらの方法で、ほとんどの工程を一つ一つ手作業で行っています。
一つ一つの工程を時間をかけて手を抜かずに丁寧に、そして一生懸命に一枚一枚織り込んでいきます。
手作業なのでどうしても乱れや木くずや塵などが紛れてしまいます。クオリティに統一感もありません。一枚作るのにとても時間もかかります。
綺麗さや速さが評価される今の世の中においてはそれはマイナスかもしれません。
でも製品を手に取っていただけば、ミャンマーの人たちの想いや、一生懸命作った気持ち、そして手作りならではの機能性や肌ざわりのよい心地よさを感じていただけると思います。
そしてそれはマイナスをも上回るものを生み出し、工業製品では使っていただく方に与えることができない、幸せな気持ちを与えることができると信じています。
ミャンマーの助けになるだけではなく、きっと使っていただいた方も幸せになれるそう思ってa hanaを始めました。